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2024.03.19
少し前になりますが、椅子とめぐる20世紀のデザイン展に行ってきました。
本展覧会のコレクションは、織田憲嗣氏の協力のもと行われていました。
織田氏はインタビューで
「デザインの究極の目標は、人の幸せのため」
とおっしゃっていました。
言葉で言うのは簡単なことで、よく耳にしたりもします。
ですが、本展覧会に並ぶ100脚の椅子たちは、より良い未来を描こうとし、歴史を作ろうとしたデザイナーの情熱を感じました。
「椅子」というプロダクトは、デザインがすごくわかりやすく表現されるもので、形を見ただけでもデザイナーの想いが伝わってくることもあります。
幸い、わたしたちは、椅子をはじめとする家具をレイアウトできる空間(建築)をつくるお仕事をさせていただいています。
その空間で幸せに暮らしていくために、座ってみたり、置いてみたり…
いいなと思える家具を、少し時間をかけこだわりを持って選んでみてはいかがでしょうか。
もちろん、ご相談などあれば、何なりとお申し付けください。
わたしたちは、デザインのお仕事をしています。
その根底にはいつもお施主様の幸せを第一に考えています。
今回の展覧会は初心に戻れる素晴らしい機会でした。
天草でもこのような体験ができないかと考えています。
展覧会を開催することは難しいかもしれませんが、「デザインに触れる」ような機会を作れたらいいなと考えていますので、楽しみにしていただけますと幸いです。