2025.02.04
DATA
本計画の敷地は南・北・西が道路に接道し、東に隣地住宅のある東西に細長い敷地であった。
配置計画は敷地中心に建物を配置し西側を駐車場(4台)のあるアプローチのスペース、東側をBBQや家庭菜園を楽しむ庭とした。
建物の形状は南道路へのプライバシーの確保と南面採光両立する形状とし、ゾーニングは南北にベッドルームエリア・土間エントランス・リビングエリアをストライプ状に並べた上でベッドルームエリアをずらした形とした。
ズレが生み出したコーナーの2つのスペースはやや囲まれ感のある外部空間とし、北西角をアプローチの庭、南東角を眺望の良い南東向きのデッキテラスとした。
ヴォリュームは南と北の2枚の屋根で構成する形とし、北側の屋根を高くすることで建物中心においても高窓からの自然採光がえられる形状となっており、道路へのプライバシーに配慮しながらLDKとベッドルーム全ての部屋に南面採光を確保した。
プランにおいては東西に伸びている土間玄関が家の中心にあり、外部のアクティビティが室内に取り込まれるものになっている。
土間が家の中心にあるプランから「通り土間のある平屋」と名付けた。